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Takahiro Oohata edited this page Feb 24, 2015
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EDOは、HTTPベースで構成されたプラットフォーム構築のための仕様セットです。様々な主体によって運営されるアプリケーションが混在するプラットフォーム上で、安全性を担保しつつ、ユーザーのデータを相互に活用できるような枠組みを規定します。
株式会社リアルグローブが開発し、その実装である「edo-toolkit」と共に公開している、日本発のオープンソースプロジェクトです。
あらゆるパーソナルレコード(PxR;Personal x Record)を安全に相互活用できるコンパクトなプラットフォームを実現するスケーラブルなフレームワークを提供することを目的としています。
EDOは、以下のことを目標としています。
- パーソナルデータの安全な相互活用のために必要な規定を提供する。
- HTTPベースのAPIを持つコンポーネントとして全てが部品化される。
- シボレスやオープンIDコネクトなどの従来技術と柔軟に組み合わせて拡張できる。
EDOは、以下のようなデータを安全に相互活用するプラットフォームの構築に適しています。
- 学習記録データ(PLR;Personal Learning Record)
- 健康/医療データ(PHR;Personal Healthcare Record)
- 飲食記録データ(PDR;Personal Diet Record)
- 購買記録データ(PSR;Personal Shopping Record)
- 就業履歴データ(PJR;Personal Work Record)
EDOの上で構築されたプラットフォームは、以下のようなコンポーネントに分けられます。
- IdP(ID Providor)
- ユーザー、利用側TAの認証を行い、そのID・属性値を被利用側SP/TAに提供する。 プラットフォーム内に複数存在し得る。
- SP/TA(Service Providor / Trusted Agent)
- IdPから通知されたID・属性値に基づきサービスを提供するアプリケーション。 他のSP/TAを利用することもできる。
- PDS(Personal Data Store)
- SP/TAの一種であり、ユーザー・SP/TAに対する柔軟なアクセス制御機能を備えたデータ置き場を提供する。
- DS(Discovery Service)
- IdPが複数存在する場合のIdPの管理等を行う。
EDOは以下の規定から構成されます。
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