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Takahiro Oohata edited this page Mar 9, 2015 · 30 revisions

EDOは、HTTPベースで構成されたプラットフォーム構築のための仕様セットです。様々な主体によって運営されるアプリケーションが混在するプラットフォーム上で、安全性を担保しつつ、ユーザーのデータを相互に活用できるような枠組みを規定します。

株式会社リアルグローブが開発し、その実装である「edo-toolkit」と共に公開している、日本発のオープンソースプロジェクトです。

あらゆるパーソナルレコード(PxR;Personal x Record)を安全に相互活用できるコンパクトなプラットフォームを実現するスケーラブルなフレームワークを提供することを目的としています。

EDOは、以下のことを目標としています。

  • パーソナルデータの安全な相互活用のために必要な規定を提供する。
  • HTTPベースのAPIを持つコンポーネントとして全てが部品化される。
  • シボレスやオープンIDコネクトなどの従来技術と柔軟に組み合わせて拡張できる。

EDOは、以下のようなデータを安全に相互活用するプラットフォームの構築に適しています。

  • 学習記録データ(PLR;Personal Learning Record)
  • 健康/医療データ(PHR;Personal Healthcare Record)
  • 飲食記録データ(PDR;Personal Diet Record)
  • 購買記録データ(PSR;Personal Shopping Record)
  • 就業履歴データ(PJR;Personal Work Record)

コンポーネント

EDOの上で構築されたプラットフォームは、以下のようなコンポーネントに分けられます。

  • IdP(ID Providor)
    • ユーザー、利用側TAの認証を行い、そのID・属性値を被利用側SP/TAに提供する。 プラットフォーム内に複数存在し得る。
  • SP/TA(Service Providor / Trusted Agent)
    • IdPから通知されたID・属性値に基づきサービスを提供するアプリケーション。 他のSP/TAを利用することもできる。
  • PDS(Personal Data Store)
    • SP/TAの一種であり、ユーザー・SP/TAに対する柔軟なアクセス制御機能を備えたデータ置き場を提供する。
  • DS(Discovery Service)
    • IdPが複数存在する場合のIdPの管理等を行う。

EDOARCH

構成

EDOは以下の規定から構成されます。

ライセンス

EDOは、GPLv3の下、提供しております。

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